北国の建築徒然草－山本プランニング一級建築士事務所

Ｏ歯科クリニック 木構造の施工完了

Ｏ歯科クリニック　木構造の施工完了です

土台、柱、梁、屋根が組み上がり

床面材張りが完了し、筋かい・耐震壁面材・構造金物も完了です。

電気設備の配線や、換気設備の取り付けと進んでいます。

設計サイドでは、歯科医院内の【造付キャビネット】【造付デスク】【受付カウンター】との素材形状選定やカラーリングの提案を行っています。そろそろ全体の仕上材【床シート・フローリング・クロス・塗装色】の選定も進める予定です。

O歯科クリニック 建て方開始

O歯科クリニック　建て方開始です

平屋で長方形に近い平面形なので建て方のスピードが速いです

柱・梁の部材品質も計画通り。設計監理者として確認はしっかり行います。

今年の夏は暑いですが、雨が少ないので助かっています。屋根合板+ルーフィング（＝防水シート）が完了するまでは、テキパキと工事を進めていきます。

五所川原市のお祭り【立佞武多（たちねぶた）祭】見てきました

五所川原市のお祭り【立佞武多（たちねぶた）祭】を見てきました。立佞武多の高さは≒23ｍと巨大　この山車を製作格納しているのが「立佞武多の館」設計はＩＮＡ新建築研究所 東北支社、施工は鹿島建設　2005年竣工

この時私はＩＮＡ新建築研究所のメンバーとして工事監理者として参画していました。約2年弱　五所川原市に通い現場事務所の監督員室で業務を行う日々を過ごしていました。

2005当時は立佞武多の作り込みもまだまだで、祭りの掛け声や衣装もバラバラ（青森ねぶたが混ざったりしていた）でしたが、現在は佞武多も立派、参加団体の拍子や掛け声、衣装も整っていて「立派なお祭りになったなー」と感じました。なんか　我が子の成長を見届けた様な気持ちになりました。竣工から20年程経ち、大規模な改修工事が予定されているようです。建物が大きいだけに大掛かりな工事内容だとは思いますが、手を入れて長く愛される建築　そしてお祭りになってほしいです。

Ｏ歯科クリニック 基礎の検査3回目

Ｏ歯科クリニック　基礎の検査3回目

傍から見ると「お盆中に現場をジロジロ見ている変な人」に見えるのでは・・・と思いつつ検査を実施

施工は良好で現場もきれいに整理整頓されています（良い現場は、整理整頓・掃除がしっかりされているものです）

お盆明け早々の土間コンクリート打設も安して進められます

大阪建築探訪記 第4回 【こども本の森 中之島】

大阪建築探訪記　第4回　【こども本の森　中之島】

世界的な建築家　安藤忠雄氏の作品

美しいコンクリート打放の柱・壁が目に入ってきますが、丸みを帯びたデザインが親しみやすい柔らかい印象を与えます。

安藤建築を訪れる時に受けるビリビリ感が無く、ふんわりとした建築です

コンクリート打放はシルクのような仕上がりで、とても上品に仕上げられています

吹き抜け部分の写真ですが、壁面いっぱいに書架が構成され、色々な高さと角度から書架を眺めるとこが出来ます。

上の方の書架は手が届かないので、同じ本が手の届く高さにストックされていて、ストレス無く手に取ることが出来ます。

円筒形の空間を下から見上げた写真　この壁に文字が投影され物語が始まります

青リンゴもありました。艶ッとしていて、おいしそうな青リンゴ

川をはさんで【大阪　弁護士会館】が見えます（写真中央の外装が格子の建築）。2006年 日建設計の作品　知的でカッコいい。高層部分の柱と梁は大型陶板、低層部分はレンガが使われています。BCS賞、AACA賞受賞。

「水の都」大阪には素晴らしい建築がたくさんあって楽しい！