青森市にグループホームが完成しました。令和5年夏から工事を開始、昨日お引渡ししました
居室が18室 地域に開かれたコミュニティホールを備え 寝たまま入浴できる浴槽も備えた施設となっています
玄関を入ると正面にコミュニティホール入口 右へ進むと居室へ
コミュニティホールには備蓄庫、医務室、災害対応トイレがつながっています
生活スペースには、洗面コーナー(高さを変えられる洗面台)ゆったりとした廊下、吹抜の明るい食堂など、家庭的な雰囲気で生活を送る工夫があります
収納量の十分な造付収納棚も完備
介護の現場をささえる充実した設備も大きな特徴となっています
シャワー一体型トイレユニット
座居浴設備腰かけてから体を90度回転させ足をのせます。そのあと側面のフタが閉じてお湯はりします。最新機器はすごい浴槽下部から浴槽側面のフタがせり上がってきます
側面が閉じるとこんな感じです
寝たまま入る入浴設備 こちらも優れた機器で、お湯をためるのに1分半しかかかりません。こちらの設備は、手前部分がガバッと開き、寝たまま浴槽に入っていきます。
この入用用のストレッチャーに寝たまま浴槽に入ります
入居者にもスタッフにも使いやすい広々とした浴室。床はタイル張り+床暖房で暖かく入浴を楽しめます
トイレも充実しています。介護のノウハウが詰まっています
平屋の屋根から飛び出しているハイサイドライト この窓からホールや食堂に太陽光を取り入れています。
建物の隅々に太陽光が届くように設計時点から意識し、ハイサイドライトを3か所に配置。薄暗い廊下が無くて気持ちいいです
仕事をご一緒させていただいた、社会福祉法人の皆様には、設計事務所の仕事に深い理解をいただき 本当に感謝申し上げます。また、粘り強く施工に取り組んでくださった施工者の皆様 ありがとうございました。
設計着手が令和元年の秋 令和6年2月の完成まで4年以上の月日を要しましたが、設計図面で表現した建築が現実の建物として完成し、設計者としては感無量です。ありがとうございました 祝 完成!